最近手に取った本でO’Reillyという出版社(IT系の技術者の方にはおなじみ)が発行した「Make」という本があります。この本はアメリカで季刊誌として発行されているみたいですが、日本ではテーマごとにまとめて4冊ほど出版されています。
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4873112982
内容は安価な材料や中古のパーツを利用して実用的で、しかも普通は考えないようなものを作ってしまっています。
この本に載っているような発想がアメリカ人っぽいと言うか、とにかく面白い。確かに出来上がったものはチープなものもありますが、なかなかに工夫されていて実用的なものが多いです。
こういった発想でいろいろ作ってしまったり、またそれを本にして紹介してしまうところがやはりベンチャーが育つ環境なのかなぁと思ったりします。
AppleやMicrosoft、アタリやアミーガなどアメリカのベンチャー企業の中で、こういったガレージで生まれた企業はたくさんあります。日本にはガレージのある家などほとんどない、などと言い訳のようなことを言うつもりはありませんが、どうも日本にはこういったモノをかき集めて作るような文化は見当たらないように思います。
工業製品では世界でもトップクラスの日本ですが、最近はデザインや時代をリードするインパクトのある製品が少なくなっている気がします。
みなさんもご自宅のガレージで何か作ってみてはいかがでしょうか?
まぁ、私の家にはガレージなんてないですけどね。
追伸
そういえば、近くの本屋で復刻版の電子ブロックが売っていました。
買おうかなぁ…