WebシステムにおいてUI(ユーザーインターフェース)はとても大切なことです。
入力する順番や配置、字の大きさ、等々でシステムのターゲットによっても違ってくるので難しいです。
今Webの世界では3つの次世代リッチインターネットアプリケーション (RIA) の実行環境がありどれがデファクトスタンダードになるのかわからない状態です。
3つのRIAとは以下のようなものです。
1.JavaFX(SunMicroSystemが開発している。現状のJavaを拡張。)
2.AIR(Adobeが開発している。Flashの技術を拡張。)
3.Silverlight(Microsoftが開発している。「.net」技術をベースにしている。)
技術者としては3つともできれば文句のつけようはありませんが、なかなか3つとも全て身につける余裕がないのが実情です。
技術が一つだけしか生き残らないということはないと思いますが、それでも主流になるのはひとつでしょう。
それぞれに長所、短所があり今のところどれが有力というものもありません。
弊社の現状からみればAIRを選択するのが普通だと思います。やはりFlashをベースにしているだけあり原状のFlash資産も残しながら新しいものも取り入れていけるわけですから。
ただSilverlightあたりも侮れないんですよね。今はまったく普及していませんが、Microsoftがゴリ押ししてきたらあっというまに広がってしまうかもしれません。.netがWindowsに特化したアーキテクチャというにもかかわらずです。
さてどうしたものか…