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今、進行中のあるプロジェクトで、
新しい印刷会社の方と、お話しする機会がありました。

その方は、私が簡単に投げた情報に対して、
色々な「提案」をしてくれました。
提案と言っても、紙の質や厚さ程度のことで、
いつもの営業トークだったかもしれませんが。
その中には、私の知らない素材の「封筒」がありました。
(検索しても見つからなかったです)

自分はアマノジャク気質なため、
流行り物はあまり好きではありませんが(自分で確かめるまで)、
コミュニケーションをとる相手、
その人の「おすすめ」のようなものは見てみたい。
自分の知らない事や、気付けない事を知りたいです。

その方は、話の流れで、もう一つ新しい事を教えてくださいました。

「100%再生紙は、実は、あまり環境にはよくない」
とのことです。

簡単に説明しますと、

新しい紙を作る場合:

1.製材に不向きな木材片(残木、細い木、腐った木など)
2.1.を煮込んで繊維を取り出す作業(*電気使用=CO2)
3.繊維の漂白

再生紙の場合:

1.古紙の回収
2.洗剤を使い、古紙を溶かし繊維を取り出す洗濯作業(*電気使用=CO2)
3.インキや洗剤の除去のためのすすぎ(*電気使用=CO2)
4.さらにキレイにするために何度も漂白(*電気使用=CO2)

つまり、再生紙の方が工程が多く、
いわゆる「紙の洗濯」に必要な材料や労力が多い分、
二酸化炭素排出量が多くなってしまうそうで、
これからは、古紙配合率「100%再生紙」ではなく
「70%」が主流になってくるそうです。

なぁるほどぉ。
驚きました。

ただ、新しい紙を作るには、
森林の伐採が必要ということに変わりはありません。

「本当に必要な分だけ樹木を使わせてもらい、
環境に負荷がかからない程度に、古紙を再生利用する」
ということになるのでしょうか。
やっぱりバランスですね。

自分にとって必要でなくても、基本的に問題ありません。
遠慮なく、どんどん、提案して欲しいです。
そして、自分もそんな人間になれたらなと思います。

今日の一枚。
本当は別の写真でしたが、急遽差し替えしました。
こんな話を書いたからか、自分のバッグの中に入っておりました。
多分、近くの公園のものでしょう。

1204_1.jpg

 


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