プログラマーはほかの人から見たらどうでもいい宗派争いが絶えない人種である。
例えば、
Windows対Macintoshのユーザビリティ優位論争
Windows対UNIXのサーバOS優位論争
モノシリックカーネル対マイクロカーネルのカーネル論争
CISC対RISCのCPU論争
Emacs対Viのテキストエディタ論争
C++対JAVAのオブジェクト指向言語優位論争
プログラムを書くときの字下げはタブか半角スペースか論争
トラックボール対トラックパッドどっちが使いやすいか論争
…
もはやこれらの争いは宗教戦争である。
まぁこれらの場合どちらも自分の優位な点しか見ずに相手の欠点をあげつらうことが多く、今後も争いが収まることは難しいのかなと思います。
しかし、私が思うにこういうことにこだわる方ほど、他の所に隙のある方ばかりのような気がして、いまいち参加する気は起きません。
例えばWindowsとUnixを比べてもあんまり意味はなく、用途の違いなんじゃないかと思いますし、Emacsとviの争いなんかも醜いの一言です。Emacsの作者であるリチャード・ストールマンは自分の作ったEmacsを自画自賛しながらも、viについても肯定するコメントを出したりしています。(ただしviを使うことは“苦行”だと言っていますが)
こだわりを持つことは大事ですが、それは時と場合によって使い分ける柔軟さが必要なんだと思います。
「何だこのソース、字下げが半角スペース8文字分じゃねぇか!!!!字下げは半角4文字分にしやがれ!!!」