今日の一枚。
ついに買いました!
「マイ箸!」
いえ…やっと買かわせていただきました…
「my-hashi…」
とても小洒落たマイ箸を使って
おいしそうに食事をとっている桑原社長を横目に
そぉ〜と、ワリバシを割り、
エコを実践できずにいた私でしたが、
これからは、少しだけ、ゴミを減らすことができそうです。
(一人当たり、1年で約200膳使用:林野庁資料より)
購入したのは「graf」という方々がデザインした「三角箸」。
「graf」さんは、ご存知の方も多いと思いますが、
奈良美智さんとのコラボレーション(見にいけなかった…)など、
国内外問わず活躍されておられる、職人気質なモノづくり集団。
そして、「三角箸」とは断面が三角にカットされた箸で(そのまんま)、
先端はツマミやすいよう、ゆるやかに、四角くなっております。
持ったときのフィット感も、使い心地も意外に良いです。
*天然木で本漆塗りなので、食洗機はNGです (ちなみに会社に食洗機はありません)
溶けてなくなるぐらいまで、大切に使おうと思います。
使い続けることがエコです。
一緒に、同ブランドのカトラリー(ブランチセット)を
友人の結婚祝いにと購入しました。
製造は、新潟にある老舗金属洋食器メーカー「燕振興工業株式会社」さん。
歴史ある、高度な技術から生まれる、美しい工芸品は
グッドデザイン賞はじめ、様々な賞を獲得し、
海を渡ってMOMAでも取り扱われています。
こちらも、手に持ったときの感触や重みがグッド。
主張しない、やや小ぶりなフォルムは、
日本人サイズを意識したのと、
日本の繊細な食文化、実際に使用する食卓など、
色々な事を計算されたのではないでしょうか。
西洋文化を自分たちの生活に溶け込ませる
技術と感覚は、細部にまで、より磨きがかかり、成熟しきっておりますね。
日本の芸術やデザインで、エキゾチックなものだけを評価する
いわゆるオリエンタリズムな西欧の方には
おそらく理解することはできないでしょう。
これもわび・さびなんですよ。