今日は中日ドラゴンズが日本シリーズで優勝いたしました。53年ぶりだそうです。
ドラゴンズファンとしてはその瞬間をドームで生で見られなかったのに悔いが残りますが、なにはともあれ最近のリーグ優勝しても日本シリーズで勝てない悪い流れを断ち切ることができてよかったと思います。
　
これで落合監督は就任から4年で2度のリーグ優勝と日本一1度、しかもリーグ優勝以外は2位で終わるという好成績を残しています。
就任前は監督はおろかコーチ経験もない、選手としての実績だけで監督を選んでもよいのか？と議論になってました。
でもふたを開けると1年目からリーグ優勝、しかもその年は補強も何もせずだったので、その手腕を疑っていた人も認めざるを得なかったわけです。
　
私は落合監督が最初の年に補強をせずに自前の戦力だけでリーグ戦を戦ったというのに大変な興味があります。
安易に大金をはたいて補強に走るチームが多い中で、現有の戦力の底上げのみで戦うとは相当な決断だったと思います。
ポテンシャルはある選手なのにそれを引き出せていないとか、モチベーションが下がった選手のやる気を引き出すとか、それだけで戦力の10%くらいは確保できるということです。
これは一般の会社でもできることではないでしょうか？ただ、他人の能力をうまく引き出すことというのが難しいことではあるので、そんなに簡単にはいかないものですが…
　
それはともかく、今日はこれからこの勝利の余韻に浸ろうと思います。