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自宅近くの、ある会社の話です。

その会社は、中堅クラスのゼネコンで
けっこう敷地が広いのですが、
花壇や植木、駐車場、玄関
そして、建物の前の歩道、道路の側溝まで
とてもキレイに掃除が行き届いています。

大げさかもしれませんが
「落ち葉一つ落ちていない」
(↑この文は"馬から落馬"と同じでおかしいでしょうか?)
そんな感じです。

というのも、
近所でも評判の掃除のおばちゃん(おばあちゃん)が
とても丁寧に掃除をしているからです。

その方は、すごく小柄で、細く、
背中も丸く曲がってしまっているので
とても弱々しく感じてしまうのですが

20m以上あるツツジの花壇を
それはもう、職人が素材をさばくように、
枯れた葉っぱを取り除き、落ちた花びらを拾い、
形を整え、お客様を丁寧に迎えるような、
そんな立派な花壇に仕上げていきます。

ある時、気づいたのですが、
私はほぼ、決まった時間にそこを通ります。
他の場所がキレイに掃除されているにもかかわらず、
私はいつも花壇の作業をしている時のみ拝見します。
おそらく、決まったスケジュールがあって
自分が通る時間は「花壇の作業の時間」なのでしょう。

あの広い敷地を、お一人で作業するのは
考えている以上に、とても大変な作業だと思います。
しかも完璧に…

その方が先日、
手土産を持って家にいらっしゃいました。

聞けば、おふくろとは顔を合わせれば、
一言、二言ことばを交わすようで、
お体の都合で、お仕事を辞めるため、
わざわざ挨拶に来てくださったそうです。

帰り際に、
「良かったら使ってください」と
頂いた手土産は、可燃と不燃の"ゴミ袋"。

う〜ん…完璧。スキがない….
トータルでプロフェッショナル。
あの方の周りは、いつもキレイなんだろうな。

今日の一枚。
ずぶん寒くなりました…
来週、寒太郎が来るらしいですよ….

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